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トムラソーティングの新型AUTOSORT®、 容器包装プラスチックのリサイクル精度を大幅に向上

〜国内初導入した徳島県下の事業者が、新型の生産性と運用性の向上を実感~

02 3月 2022

 

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世界大手の光学選別機メーカーであるトムラソーティング株式会社(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:河口 昌伸、以下トムラソーティング)は、砕石の製造販売、並びに廃棄物の処理業を手がける旭鉱石株式会社(本社:徳島県徳島市、代表取締役社長:漆原 本晴、以下、旭鉱石)にトムラソーティングの選別機「新型AUTOSORT®」が2021年に導入され、容器包装プラスチックの選別精度が飛躍的に向上していると公表しました。

 

旭鉱石は、2006年に廃プラスチックのリサイクル事業に参入し、当時よりトムラの光学選別機を採用し、廃プラスチックからの再生原料や固形燃料の製造を行っています。事業開始以来、トムラ製品の正規販売店である株式会社アーステクニカ(本社:東京都千代田区 西 昌彦社長)による導入時のコンサルティングやアフターサービスへの信頼性は高く、リサイクルプラントの中枢を担う光学選別機の重要性を認識していました。旧型への満足度は高かったものの、年々複雑化する廃プラスチック素材をより高精度に選別していく必要性が高まってきており、生産性を次のレベルへと高めるべく検討していたところ、20206月にトムラが発表した、高精度、高速、高効率な原料選別を実現する新型AUTOSORT®の処理能力の高さと柔軟な素材選別の設定、そしてメンテナンス性の向上が実現したことから、2021年夏に新型機への代替となりました。

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旭鉱石の容リプラリサイクルラインでは、廃棄物として捨てられるものから有価物を高精度に選別し、生産性を高めるために、これまでは選別機に投入する前に手選別で不適合品や異物を取り除くための人員約8名が必要だったところ、新型導入により細かな光学選別が可能となったため、現在は1名のみでの対応が可能となりました。また、PP(ポリプロピレン)とPE(ポリエチレン)が混入することがあったものの、新型AUTOSORT®の導入により、原料の最も細かい分子の違いさえも識別できるトムラ独自の技術のSHARP EYEで、それらを高精度に選別することができ、今までと同じ消費電力下でも、光学検知精度を向上させています。旧型では選別対象の素材が13種類でしたが、新型ではほぼ制限がなくなり、さらに細かい設定が可能です。これまで旭鉱石ではPVC(ポリ塩化ビニル)を手選別していましたが、その限界を感じており、新型では「選別に混入させたくない材質」の設定もできるため、新型機の導入で自動化を図れるようになりました。トムラの特許取得済のFLYING BEAM®技術は、スキャナーボックスに内蔵されたライトがベルト幅の隅々まで光を届け、加えて季節や時間帯による日光量の違いなどによってセンサーのホワイトバランスの補正を簡単にかけられ、必要消費エネルギーを80%まで削減可能なため、優れた光効率と運用コスト削減を両立しながら、高パフォーマンスを実現しています。

 

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旭鉱石の漆原社長は、「目視でも明らかに選別の精度が上がっていると実感しています。投入時に多少重なりがある状態で処理量を上げても安定した品質が保てるようになり、高い処理能力に満足しています。エアーのノズルが細かくついているため、15mm程度の細かな素材も高精度に選別できるようになりました。また、FLYING BEAM®技術のセンサー部がユニットの中に収まっているため埃の影響を受けにくく、メンテナンスも容易で、センサーのガラス部分を掃除するだけで良いこともメリットの一つです。何か課題があった際にも、トムラならびにアーステクニカという2社協業体制での盤石なアフターサービスが丁寧かつ迅速で、思い切って新型機を導入してよかったと実感しています」と述べました。

 

トムラソーティングの代表取締役河口昌伸は、「国内で初めて新型AUTOSORT®が導入され、約半年が経過し、より複雑化している容リプラの選別で高精度な選別を実感し、ご満足いただけ、大変嬉しく思っています。この導入事例により日本市場での廃棄容器包装プラスチックのリサイクルに関する我々の知見が増え、より多くのお客様の様々な用途に合わせたプログラミング等に役立てていきたいと考えています。また新型AUTOSORT®の真価をご覧いただけるよう、デモ機のご紹介も積極的に行っていきます」と述べました。トムラソーティングでは、日本市場独自のニーズを踏まえ、さまざまなアプリケーションに対応した製品を展開しています。お客様の持続可能なビジネスの実現を、世界のベストプラクティスから得た最先端の光学選別ソリューションでサポートし、循環型経済の促進に向け、高い技術力を持ったソリューションプロバイダーとして貢献してまいります。