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トムラソーティング 米国スクラップ・リサイクル業協会(ISRI)のオンライン展示会に出展

ドイツ2―世界大手の光学選別機メーカーであるトムラソーティングソリューションズ(以下、トムラ)は、4月20日から22日および4月27日から29日にオンラインで開催される米国スクラップ・リサイクル業協会(ISRI)2021展示会のプラチナ出展社として、同社の幅広い革新的な金属選別技術を紹介します。

03 5月 2021

ドイツ2世界大手の光学選別機メーカーであるトムラソーティングソリューションズ以下、トムラは、420日から22日および427日から29日にオンラインで開催される米国スクラップ・リサイクル業協会ISRI2021展示会のプラチナ出展社として、同社の幅広い革新的な金属選別技術を紹介します。「Metal Sorting Without Compromise(妥協のない金属選別)」をテーマに、アルミニウムを含むさまざまな金属材料の再生工程に適した選別技術をご紹介します。トムラは、動画、製品展示、お客様の声、トムラチームメンバーとの対話を通じて、金属リサイクル業界で利用可能な最先端技術を紹介し、センサーを使った選別によって、最も複雑な混合材料の断片をも価値ある利益として選別できることを紹介します。今回の展示会で特に注目されるのは、効率的かつ実益性の高いアルミニウムのリサイクルです。

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アルミニウムの可能性

アルミニウムは、軽さ、導電性、成形性、耐久性、不浸透性、多様なリサイクル性といった優れた特徴があり、広範な用途に利用される材料です。特に建設・エンジニアリング業界での需要が高く、今後、一次アルミニウムの需要は大幅に増加すると予測されています。特に、軽量化が重要な自動車分野では、軽量素材であるアルミニウムが鉄の代替製品として主要な役割を果たします。

 

現在の需要と今後増加する需要の大半を、リサイクルの過程を経ても品質の高さが保持できるリサイクルアルミニウムで供給することが可能で、リサイクルアルミニウムの製造工程は、一次アルミニウムの製造に必要なエネルギーより、95%も少ないエネルギー消費量で済むため、環境面でも大きなメリットがあります。省エネルギー目標を達成するため、既存の法制度やグリーン・イニシアティブの推進に至るまであらゆる場面でこの貴重な資源のリサイクルを推進していく必要があり、適切なリサイクル方法や技術の基盤としてすでに定着しています。適切な技術革新によって、ますます厳しくなる品質管理に材料を合格させ、使用済みのアルミニウムの品質を最大限に高め、材料を有効に活用することを可能にします。

 

トムラのXRTテクノロジーで最高品質のアルミニウムを

トムラのXRTテクノロジーは、分類プロセスを容易にし、二次アルミニウム廃棄物の選別効率を最適化します。他の選別装置との比較テストでは、デュアルプロセッシングテクノロジーを採用したトムラのX-TRACTは、重金属が混ざったアルミニウムを効率的に選別し、比類

 

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のないリサイクルアルミニウムの純度を実現します。また、優れたセンサーとX線の組み合わせにより、アルミニウムとマグネシウムの微妙な密度の違いを検出し、5~120mmの大きさのゾルバから低マグネシウムのTwitchを生成することができます。さらに、X-TRACT X6 FINESに搭載されている強化されたX線技術により、微粉末の分離が現実のものとなりました。約5mmの大きさの金属粒を98~99%という圧倒的な純度で選別します。Duoline® Dual Energy Technologyを採用したX-TRACT X6 FINESは、分光感度の異なる2つの独立した装置を使用しているため、材料の厚さに関係なく選別することができます。

 

トムラの選別機で生成された純粋なフラクションは、アルミニウム加工業者が加熱処理可能な製品を作ることを可能にし、新たなビジネスを生み出し、さらにビジネスの生産性を高めることができます。

 

トムラはISRIオンライン展示会にて、業界と環境の両方に大きな利益をもたらす技術の進歩と可能性をさらに詳しく説明します。展示会初日である4月20日の午後2時45分から3時5分(米国東部時間)まで、トムラの技術者による「Metal Sorting Without Compromise(妥協のない金属選別)」のデモンストレーションが行われます。