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トムラソーティングの新型AUTOSORT®、テストセンターで稼働開始

〜高度なセンサ技術で様々なアプリケーションの試験が可能に~

11 8月 2021

 

autosort testcenter japan
 
 
世界大手の光学選別機メーカーであるトムラソーティング株式会社(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:河口 昌伸、以下トムラソーティング)は、2020年6月に発表した代表機種AUTOSORT®の新型選別機が、同社の正規販売店である株式会社アーステクニカ(本社:東京都千代田区 西 昌彦社長)の八千代工場内八千代テクニカルセンターに導入され、稼働を開始しました。

AUTOSORT®は、均一な光の照射を可能にする特許技術であるFLYING BEAM®とDEEP LAISER®(レーザ技術)といった最新テクノロジーを結集し、最大2800mmのベルトコンベア幅の検出を可能にし、高い処理能力で複雑な選別を高精度に実行します。さらに、トムラのSHARP EYEテクノロジーを搭載することで光効率と選別の精度が高まり、これまで選別が困難だったフラクションも処理が可能となっており、発表以来、欧州を中心に世界中で新型AUTOSORT®が導入され高く評価されています。

Autosort-5-(LowRes)

AUTOSORT®は複雑なプラスチック素材の判別、木屑、紙、石、金属など、広範なアプリケーションを一台で対応できる汎用性の高い製品です。また、複雑に変化する市場や顧客の要求に対応ができる技術の柔軟性を兼ね備えており、様々な業種の顧客に対応することができ、今後より多くの業界からニーズがあると見込んでいます。

 
これまでトムラリサイクルのドイツ本部にあるテストセンターでのみ可能であった特殊な試験も、今回日本国内に新型試験機が更新されることによって、国内のお客様は渡航にかかる時間やコストを削減し、より迅速に対応することが可能となりました。また、お客様が選別したい原料は多岐にわたりますが、多様な選別原料を最先端の新型選別機で迅速に国内で選別試験ができるだけでなく、トムラのエンジニアがお客様の個別のニーズをきめ細やかにヒアリングしながら、最適な選別結果をご提供できるよう、プログラミングを調整してお試しいただけます。最適なアーステクニカの八千代テクニカルセンターでは、試験動画提供なども予定しており、コロナ禍であっても高まるリサイクルのニーズに迅速に応えるため、両社が協力して柔軟に対応します。

トムラソーティングでは、アーステクニカと20年以上にわたるパートナーシップをさらに強固なものとし、最先端の光学選別ソルーションでお客様のビジネスをサポートし、循環型経済の促進に向け、高い技術力を持ったソリューションプロバイダーとして貢献してまいります。