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報道関係各位
※当資料は、ドイツ時間2021年10月7日にドイツで発表されたニュースリリースの抄訳です。

2021年10月8日
トムラソーティング株式会社

トムラソーティング、サーキュラーエコノミーカンファレンスを開催
プラスチック製品の循環利用を目指して
~高品質なリサイクルはターゲットを絞った回収からスタート~
 

02 11月 2021

世界銀行の調べによると、家庭ごみの約3分の2はいまだに焼却または埋め立てられています。ノルウェーの廃棄物収集・分別・リサイクルのグローバルリーダーであるトムラが世界中のパートナー企業やお客様を招いて、約2年に一度、最新の技術や課題について話し合うグローバル会議「TOMRA Talks」は今年4回目を迎え、「Closing the Loop on Plastic」と題し、10月5日、6日の2日間、ドイツで開催されました。「TOMRA Talks」では、業界を代表する様々な企業が参加し、将来的に家庭ごみからより多くのプラスチックを分別・リサイクルするための方向性を示しました。今回の会議では、プレゼンテーションやディスカッションに加えて、トムラ、ボレアリス、ジマーマンの3社が共同でラインラント・プファルツ州のラーンシュタインに建設した最先端のプラスチック廃棄物選別・リサイクルのデモプラントの見学も実施しました。ここでは、家庭ごみの中から消費者が使用したプラスチックパッケージが選別され、リサイクル可能な素材が焼却処分されないようにする様子が紹介されました。この工場では、プラスチックを直接処理して、バージン材に匹敵する高品質のリサイクル材を製造しており、一次生産における化石燃料の代わりとなり、CO2排出量を削減しています。

新しく就任した、トムラの社長兼CEOであるトーベ・アンダーセンは講演で、「これまでの数十年の経験から、廃棄物を事前に分別することがリサイクルの結果を左右することが明らかになっています。私たちの目標は、プラスチック廃棄物を可能な限りリサイクルさせ、長い期間活用し続けることです。グリーン法が明確で実用的かつ野心的であればあるほど、世界中でこの素材をクローズドループで利用できるようになるでしょう」と述べました。

トムラが委託したロンドンのシンクタンク、ユーノミア社の最近の調査によると、リサイクル率を大幅に向上させ、資源管理方法を改善することで、世界中の温室効果ガスの排出量をCO2換算で年間27.6億トン削減することができ、これは年間6億台以上の自動車を走らせることに匹敵します。

トムラは、プラスチック業界のパートナーと協力して、可能な限り多くのリサイクル原料を回収し、クローズドループでリサイクルされる原料の量を増やすという意欲的な計画を立てています。これは、CO2排出量の削減と資源の保護に向けた決定的な一歩となるでしょう。 

会議の概要は、こちらの動画でご覧いただけます。(英語のみ)

トムラソーティング株式会社について
トムラソーティング株式会社(本社:埼玉県さいたま市 代表取締役:河口昌伸)は、リサイクル選別装置で世界シェア75%を誇るトムラソーティングソリューションズ(本社:ノルウェー・オスロ)の日本法人です。限られた資源のなかでの循環経済の実現にむけて、リサイクルおよび食品業界において、光学選別ソリューションを提供しています。
ウェブサイト:https://www.tomra.com/ja-jp

本件に関する報道機関からのお問い合せ
トムラソーティング株式会社 広報代理店
株式会社PRISM (担当:平田)
Tel: 03-5404-3812
E-mail: hirata@prism-jpn.com

Michèle Wiemer
Communications Coordinator
TOMRA Sorting GmbH 
Otto-Hahn-Str. 6; 56218 
Mülheim-Kärlich, Germany
T: +49 2630 9150 453
E: Michele.Wiemer@tomra.com